リハビリテーション論

問題23

国際生活機能分類(ICF)に関する次の記述のうち、誤っているものを1つ選びなさい。

1.活動とは、個人による課題や行為の遂行のことである。
2.環境因子は、背景因子に含まれる。
3.参加とは、生活、人生場面への関わりのことである。
4.精神機能は、身体構造に含まれる。
5.福祉サービスは、環境因子に含まれる。


答え:正解 4

1.○ 国際生活機能分類における活動とは、課題や行為の個人による遂行のことです。
2.○ 背景因子は、環境因子と個人因子の2つの構成要素からなり、すべての構成概念と相互作用するものです。
3.○ 参加とは、生活、人生場面への関わりのことであり、実社会への参加、学校への参加、学級への参加、家庭への参加など、さまざまな参加が考えられます。
4.× 身体構造とは、器官・肢体等の身体の解剖学的部分であり、精神機能は含まれません。
5.○ 環境因子は、物的環境、人的環境、制度的な環境に分けられますが、福祉サービスは制度的な環境にあたり、環境因子に含まれます。

 

問題24

パーキンソン病の症状に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。

1.主症状は、関節の炎症、疼痛、腫脹である。
2.歩き始めに、すくみ足がみられる。
3.歩行の特徴は歩幅を広げて、下腹を大きく外側に回すことである。
4.手の運動は円滑である。
5.まばたきが多くなる。


答え:正解 2

1.× パーキンソン病の主症状には、関節の炎症、疼痛、腫脹は含まれません。
2.○ すくみ足は、パーキンソン病の症状としてみられるものです。
3.× パーキンソン病の症状として小刻みに歩く動作がみられますが、歩幅を広げて、下腹を大きく外側に回す動作はみられません。
4.× パーキンソン病の症状として筋肉が固縮することから動きは円滑ではなく、ぎこちない動きとなります。
5.× パーキンソン病では、まばたきは非常に少なくなります。

 

問題25

リハビリテーションの専門職に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

1.理学療法士は、主に家事動作訓練を行う。
2.作業療法士は、主に歩行訓練を行う。
3.義肢装具士は、義肢装具の採型、製作、適合を行う。
4.言語聴覚士は、生活全般に渡る訓練を行う。
5.視能訓練士は、嚥下障害のリハビリテーション評価を行う。


答え:正解 3

1.× 理学療法士は、医師の指示のもとに歩行訓練や体操などの運動、マッサージ、温熱電気療法などを行って、身体的な機能回復・維持を図る専門職です。
2.× 作業療法士は、身体または、精神に障害のある人に対して、手芸や工芸などを通して訓練・指導・援助する専門職です。
3.○ 義肢装具士は、義手、義足、ギブスなどの義肢装具の採型、製作、適合を行う専門職です。
4.× 言語聴覚士は、言語・聴覚・音声に障害を持つ利用者に対して助言・指導・援助を行って機能の回復を計り、言語能力の回復向上をめざす専門職です。
5.× 視能訓練士は、両眼視機能障害のある利用者に対して医師の指示のもとに、弱視や斜視などの矯正訓練を行う専門職です。

 

問題26

片麻痺の人の調理動作に関する次の記述のうち、適切でないものを1つ選びなさい。

1.食器を洗う場合は、リーチャーを用いる。
2.肉など包丁で切りにくいものは、キッチンバサミを用いる。
3.ワンタッチで開閉できる蛇口を取り付ける。
4.食材を包丁で切る場合は、釘つきまな板を用いる。
5.立体姿勢が不安定であれば、椅子に座って調理する。


答え:正解 1

1.× リーチャーとは、長い棒の先に物をはさむ部分があり、手の届かないところにあるものをつかむことのできるマジックハンドのことです。
2、3、4、5 ○ いずれも適切です。

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