形態別介護技術

問題101

次のうち、脱水により起こりやすい疾患として、適切なものを1つ選びなさい。

1.慢性肝炎
2.尿路感染症
3.逆流性食道炎
4.前立腺肥大症
5.脳出血


答え:正解 2

1.× 慢性肝炎の原因は主にウイルス性疾患によるものであり、脱水が原因とはなりません。
2.○ 尿路感染症のほとんどは、腎臓から尿道までの尿路に起こる感染症であり、脱水により起こりやすいので水分摂取が重要です。
3.× 逆流性食道炎の原因はストレス、過飲過食、飲酒による胃酸過多などであり、脱水が原因とはなりません。
4.× 前立腺肥大症は、加齢に伴いホルモンの働きが変化して起こると考えられます。脱水が原因とはなりません。
5.× 脳出血は、脳内の血管が何らかの原因で破れるものですが、高血圧が原因で起こる場合が多く、脱水が原因となることはほとんどみられません。

 

問題102

次のうち、寝たきり高齢者に起こりやすい状態として、正しいものを1つ選びなさい。

1.血圧上昇
2.体温上昇
3.骨密度増加
4.食欲増進
5.抑うつ


答え:正解 5

1、2、3、4 × 寝たきり高齢者の場合には、体温とともに血圧は低くなることが多く、食欲は低下して骨密度も低下する傾向が強いです。
5.○ 寝たきり高齢者では、抑うつ傾向になりやすく、認知症などにつながりやすいです。

 

問題103

寝たきりによる合併症とその予防に関する次の記述のうち、次の組み合わせのうち、適切なものを1つ選びなさい。

1.関節拘縮 - カルシウムの摂取
2.残尿 - 水分の制限
3.精神機能低下 - 個室への移動
4.起立性低血圧 - 座位の訓練
5.便秘 - 浣腸の実施


答え:正解 4

1.× 関節拘縮は関節が硬くなり動かしにくくなることですが、この予防には関節を動かす運動が最も適切です。カルシウムの摂取は骨粗鬆症の予防になります。
2.× 安易な水分の制限は、脱水症状を招く恐れがあるだけでなく、尿路感染症などの原因ともなることから、適切ではありません。
3.× 精神機能低下によって抑うつ状態になるなど、個室への移動が症状を進行させる場合もあり、効果的とはいえません。
4.○ 起立性低血圧は、臥位から座位や立位になる際に起きやすく、座位の訓練が効果的といえます。
5.× 重度の便秘では浣腸を粉うこともありますが、浣腸は根本的な解決にはならず、普段の食事の工夫や、寝たきりでも可能な運動の実施などの対処が好ましいです。

 

問題104

施設で生活する認知症高齢者の介護に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

1.廊下で見かけたので、後ろから声をかけ呼び止めた。
2.家を思い出す品物は家屋に持ち帰ってもらった。
3.食事の準備を手伝う様子が見られたので、箸を並べてもらった。
4.何度も同じことを聞くので、「さっきも聞きましたよ」と答えた。
5.外へ行こうとしたため、「部屋の中にいてください」と言った。


答え:正解 3

1.× 認知症高齢者に対しては、急に後ろから声をかけるのは驚かせることになり不適切です。必ず、相手の視野に入ったことを確認してから声をかけるこが望ましいです。
2.× 認知症高齢者にとって思い出の品物を身近に置いておくことは、精神の安定につながります。
3.○ 認知症高齢者の行動には意味があり、食事の準備を手伝ってもらうことは適切をいえます。
4.× 何度も同じことを聞くのは認知症高齢者の特徴であり、否定や拒否の対応は不適切です。
5.× 認知症高齢者は、自らの行動を否定されると混乱してパニックを起こすことがあり、好ましくありません。

 

問題105

視覚障害の原因疾患とその特徴に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。

1.糖尿病性網膜症 - 網膜出血
2.緑内障 - 網膜視細胞変性
3.白内障 - 眼圧上昇
4.網膜色素変性症 - ぶどう膜炎
5.ベーチェット病 - 水晶体白濁


答え:正解 1

1.○ 糖尿病性網膜症は、糖尿病の3大合併症のひとつであり、網膜の血管がつまり出血するなど失明につながる恐れがあります。
2.× 網膜視細胞変性とは、網膜の視細胞が障害される網膜色素変性症の特徴です。緑内障の特徴は眼圧上昇です。
3.× 白内障は、水晶体が白く濁る病気です。通常、眼圧の上昇はみられません。
4.× 網膜色素変性症は、徐々に視野が狭くなり、視力を失うこともある病気であり、網膜視細胞変性が特徴です。ぶどう膜とは、眼球をつくる膜のひとつであり、これが炎症を起こすと、目がかすんだり、虫が飛んでいるように見える飛蚊症などを引き起こすことがあります。
5.× ベーチェット病は、皮膚に発赤、目にぶどう膜炎、口腔内に口内炎などを発症する全身性の自己免疫疾患です。水晶体白濁は主に白内障の特徴です。

 

問題106

耳の構造とその機能に関する次の組み合わせのうち、正しいものを1つ選びなさい。

1.外耳 - 平衡感覚にかかわる
2.鼓膜 - 音を集める
3.中耳 - 気圧の調節をする
4.鼓室 - 音を電気信号に変える
5.内耳 - 音を振動させる

答え:正解 3

1.× 外耳は耳介と外耳道の部分であり、平衡感覚にかかわる器官は内耳にあります。
2.× 鼓膜は音を振動させる器官であり、音を集める機能はありません。
3.○ 中耳は、耳の鼓膜から奥の部分であり、耳管が開閉して気圧を調整しています。
4.× 鼓室は、鼓膜の内側にある空間部分です。音を信号に変えるのは内耳です。
5.× 内耳は、蝸牛、前庭、三半規管などからなる耳の最も奥にある部分です。音を振動させるのは鼓膜です。

 

問題107

聴覚障害者のコミュニケーション手段に関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。

1.筆談は、短時間で微妙なニュアンスを伝えることができる。
2.初めて補聴器を装着したときから健聴者のように聞こえる。
3.高齢になってからの中途失聴者には、手話や指文字が適している。
4.残存聴力のある場合には、人口内耳が効果的である。
5.ファックスやメールは、通信手段として有効である。


答え:正解 5

1.× 聴覚障害者のコミュニケーション手段として、筆談は手間と時間がかかるといえます。また、文字で微妙なニュアンスを伝えるのは困難です。
2.× 補聴器には慣れが必要であり、装着してすぐに健聴者のように聞き取ることは難しいです。
3.× 手話や指文字は専門の訓練を受ける必要があり、高齢になってからの中途失聴者には難しいです。
4.× 人工内耳は、聴覚の残存機能がない場合に用いられます。
5.○ 聴覚障害者のコミュニケーション手段として、ファックスやメールは通信手段として有効です。

 

問題108

次のうち、腰髄損傷のある人の褥瘡の発生部位として、誤っているものを1つ選びなさい。

1.肩甲骨部
2.外果部
3.仙骨部
4.踵骨部
5.坐骨結節部


答え:正解 1

1.× 腰髄損傷のある人では、外果部、仙骨部、踵骨部、坐骨結節部などが椅子や寝台との接触時間が長いので褥瘡ができやすいです。
2、3、4、5 ○

 

問題109

肝臓機能障害で血液透析療法を行っている利用者の日常生活の支援に関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。

1.塩分は10g/日を目安にするように説明した。
2.透析後に入浴するように説明した。
3.生野菜を食べるように説明した。
4.水分摂取量は医師の指示を守るように説明した。
5.外出は避けるように説明した。


答え:正解 4

1.× 肝臓機能障害で血液透析療法を行っている利用者の場合の塩分摂取量の目安は1日6gです。
2.× 透析後の入浴は、透析の際の注射の痕からの感染の危険性があり、好ましくありません。
3.× 腎機能が低下すると、カリウムの排泄も減少して高カリウム血症の危険があります。生野菜にはカリウムが多く含まれており、生野菜の摂取には注意が必要です。
4.○ 腎機能が低下すると体内に水分がたまりやすく、心臓、血管に負担がかかることから、水分摂取については医師の指示を守るようにしなければなりません。
5.× 血液透析療法を行っている利用者であっても、外出を行うことは可能です。

 

問題110

居宅生活での店頭予防に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

1.精神障害者同士の交流を避けるように助言する。
2.一人暮らしは避けるように助言する。
3.本人のことは家族に決定してもらう。
4.外出などの予定に応じて薬の量を調節するように助言する。
5.幻聴は否定せず本人にとっての事実として認める。


答え:正解 5

1.× 精神障害者同士の交流を避けなければならない格別の理由はありません。むしろ、積極的に交流を図るようにしなければなりません。
2.× 精神障害者の自立の促進は、生活支援に含まれます。
3.× 精神障害者の場合にも自己決定の原則を守らなければなりません。
4.× 薬に関しては医師の決定に従い、援助者が決定してはいけません。
5.○ 幻聴を否定すると症状を悪化させることもあります。幻聴や幻視は、精神障害者本人にとっての真実として受け止める必要があります。

 

問題111

居宅生活での転倒予防に関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。

1.スリッパを履くように指導する。
2.玄関マットを敷くように指導する。
3.段差に目印を付けるように指導する。
4.目の粗いじゅうたんを敷くように指導する。
5.夜間のトイレに起きたときの照明は明るい方がよいと指導する。


答え:正解 3

1.× スリッパは転倒しやすことから、履かないように指導します。
2.× 玄関マットは、つまずいて転倒する危険性があり、敷かないように指導します。
3.○ 段差に目印があると転倒予防となり好ましいです。
4.× 目が粗いじゅうたんは、つまずきやすく転倒の恐れがあり好ましくありません。
5.× 夜間のトイレに起きたばかりでは、明るすぎる照明は眩しくて転倒する恐れがあることから好ましくないといえます。

 

(形態別介護技術・事例問題1)

消化管ストマと造設している高齢者に関する次の事例を読んで、問題112から問題114までについて答えなさい。

[事 例]
Hさん(75歳、女性)は結腸がんのため2年前に下行結腸ストマ造設手術を行った。その後一人で生活をし、ストマ自己管理や身の回りのことができていたが、身寄りがないのでケアハウスで生活するようになった。前向きに生きていこうと考え、買い物や映画鑑賞にもよく出かけていた。
Hさんは、元来几帳面な性格であるため、ストマの管理に関する注意事項を守ろうと努力しているが、現在少しお腹が張ると訴えている。
2週間前に買い物に出かけた後から元気がなく、自室にこもり、入浴しなくなった。また、ストマの自己管理もおぼつかなくなってきており、ストマ周辺の皮膚にびらんが見られるようになった。

 

問題112

次のうち、Hさんの通常の便の症状として、適切なものを1つ選びなさい。

1.液状便
2.液状便~粥状便
3.粥状便~軟便
4.軟便~固形弁
5.硬便


答え:正解 4

1、2、3、5 × ストマは、腸のどの位置に設置するかによって消化の程度が違うことから、便の状態が異なります。下行結腸ストマの場合の便は軟便~固形。横行結腸ストマの場合の便は泥状~軟便。上行結腸ストマの場合の便は水状~泥状となります。
4.○ 正しい。

問題113

Hさんの日常生活支援に関する次の記述のうち、適切でないものを1つ選びなさい。

1.ヨーグルトを勧めた。
2.栄養不足に注意した。
3.皮膚保護剤を貼りかえた。
4.かかりつけ医に連絡した。
5.入浴を勧めた。


答え:正解 2

1、2 ○ 結腸ストマを造設したことにより、大腸が短くなり、腸内細菌が少なくなって下痢になりやすいことから、ヨーグルトの摂取は有効といえます。同様に、栄養不足にならないように注意しなければなりません。
3.× 皮膚保護剤を貼り替えは医師が診察をして行うものであり、早急に医師の診察を受けるようにしなければなりません。
4.○ ストマ周辺の皮膚にびらんが見られるなど、医師の診察が必要と考えられます。
5.○ ストマを設置していても、入浴は可能であり、清潔保持の観点から適切といえます。

 

問題114

次の会話を参考に、立案した介護計画に関する次の記述のうち、適切でないものを1つ選びなさい。

職員 「1週間くらい前にHさんと話したときに、外出することに不安があるとおっしゃっていました」
主任 「不安の原因は分かりましたか」
職員 「他の人に嫌な思いをさせたくないと思っているようです。外出したときに情けな
い思いをしたことがあったようです」
主任 「Hさんは前向きな人ですから、少しずつ以前のような生活に戻って欲しいと思っ
ています」
職員 「どうすればHさんが安心して外出できるか、Hさんと一緒に考えてみます」

1.外出先のトイレの位置を確認する。
2.外出する前日の食事を減らす。
3.外出時に予備の装具を持参する。
4.外出時に消臭剤を持参する。
5.外出時に予備の下着を持参する。


答え:正解 2

1、3、4、5 ○ 外出時には、スムーズに排泄処理ができるように、さまざまな事前準備が必要です。
2.× 外出する前日の食事を減らす必要はなく、通常の食事を行います。

 

 

(形態別介護技術・事例問題2)

次の事例を読んで、問題115から問題117までについて答えなさい。

[事 例]
右利きの女性、Jさん(38歳)は、1年前に交通事故で右半球に損傷を負い、重度の片麻痺と高次脳機能障害と診断を受けた。3ヶ月前より、身体障害者更生施設に入所している。日中活動では立位安定の機能訓練が行われている。食事は自立しているが、排泄、入浴などの日常生活には介助が必要である。
午後は、自分で車いすを操作し、花壇の見えるところまで室内を移動している。休日には夫と娘が面会に来ており、一緒に野外の散歩を楽しんでいる。

 

問題115

次の記述のうち、Jさんの行為として出現しないものを1つ選びなさい・

1.車いすのブレーキを掛け忘れる。
2.車いすが左側の物にぶつかる。
3.施設内で迷子になる。
4.左手で本のページをめくる。
5.衣服を裏返しに着てしまう。


答え:正解 4

1、3、5 ○ Jさんには高次脳機能障害があることから、注意障害が起きて、車いすのブレーキをかけ忘れたり、施設内で迷子になる、衣服を裏返しに着てしまうといった事態が起こりやすく、注意が必要です。
2.○ 脳の右半球の障害では左の半側空間無視が起きることから、左側のものにぶつかることがあります。
4.× Jさんは、脳の右半球に損害を負っていることから、左側に麻痺の症状が出やすく、左手で本のページをめくることは困難といえます。

 

問題116

花壇を見ていたJさんが車いすから立とうとして転倒した。転倒防止に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

1.立位動作の支援は訓練時に限定する。
2.車いすにY字体をつける。
3.車いすに離床センサーをつける。
4.日々の散歩の付き添いは家族に任せる。
5.車いすの使用時間を限定する。


答え:正解 3

1.× 立位動作の支援は、訓練時に限定するのではなく、日常においても必要です。
2.× Y字体は、あくまでも一時的必要最小限での使用にとどめるべきであり、車いすにY字体で利用者を固定することは不適切といえます。
3.○ 離床センサーは、車いすから立ちあがった場合などに介護者に音で知らせることを目的としていて、転倒を予防するためのものではありません。
4.× Jさんの状況は、専門職の介助を必要としており、散歩の付き添いを家族だけに任せるのは不適切です。
5.× 車いすの使用時間を限定することは、Jさんの活動を制限することになり不適切といえます。

 

問題117

娘さんの卒業式が2週間後にあり、Jさんは出席を希望している。家族は、「出席させたいが心配である」と話している。家族への支援に関する次の記述のうち、適切でないものを1つ選びなさい。

1.式の終了まで参列できるように励ます。
2.事故が発生した場合の対処を相談しておく。
3.車いす対応が可能な車で行くように勧める。
4.車いす移動や排泄の介助を練習してもらう。
5.会場の環境、設備を事前に確認するように勧める。

答え:正解 1

1.× 具体的な方策を返答することなく、安易に励ますだけでは不適切といえます。
2、3、4、5 ○ 家族の希望を無事に叶えるためにも、事前にさまざまな検討を行い必要な準備を整えておくことが望まれます。

 

(形態別介護技術・事例問題3)

呼吸器障害のあるKさんの在宅生活に関する次の事例を読んで、問題118から問題120までについて答えなさい。

[事 例]
Kさん(70歳、男性)は単身生活をしていた。10年前に慢性閉塞性肺疾患と診断され在宅酸素療法が開始された。3ヶ月前呼吸困難となり入院したが、2週間前に退院し在宅酸素治療法が開始された。介護保険認定は、要介護2であった。退院後は共働きの長男夫婦がKさん宅に同居することになった。週2回程度の入浴を許可されているが、長男夫婦は鼻カニューレをしながらの入浴介助に不安があり、自分達で行っていない。Kさんは、同居期間が短い長男の妻に対して遠慮することも多く、昼食の準備は自分で行おうとしているが、食欲がないと食事を摂取しないときがある。退院時、訪問看護と訪問介護が導入された。訪問介護では清潔保持、調理の介助、月1回の通院介助が行われている。

 

問題118

次のうち、Kさんへの食事に対する助言として、適切でないものを1つ選びなさい。

1.食事は、ゆっくり摂取する。
2.水分摂取は、痰の排出を助ける。
3.高カロリーのものを多く摂取する。
4.食事は、回数を増やして摂取する。
5.食欲がなく食事が進まない場合は間食をとる。

答え:正解 3

1、2、4、5 ○ Kさんは在宅酸素療法を実施しており、食事ではKさんの様子を確認しながらゆっくりと進めることが適切といえます。また、1回の食事の量が多くならないように食事の回数を増やすなどの配慮を行い、食欲がない場合には間食をとるなどの対応を検討します。水分摂取は、痰の排出を助けることから、十分な水分摂取を心がけます。
3.× 慢性閉塞性肺疾患の患者は、呼吸で二酸化炭素を排出する機能が低下しており、肺の負担を軽減するため、高カロリーのものを多く摂取することは適切ではありません。

 

問題119

Kさんの通院介助に関する次の記述のうち、適切でないものを1つ選びなさい。

1.余裕をもったスケジュールを立てる。
2.携帯用酸素ボンベの残量を確認しておく。
3.呼吸困難があるときには休憩をとる。
4.肺機能訓練のために階段昇降を行う。
5.帰宅後はうがいと手洗いを励行する。

答え:正解 4

1、2、3、5 ○ Kさんの通院介助に際しては、余裕をもったスケジュールで事前に十分な準備を行い、外出をした場合には、うがいと手洗いを行う必要があります。
4.× 慢性閉塞性肺疾患では、多くのエネルギーを必要としており、肺機能訓練のために階段昇降を行うことは不適切といえます。

 

問題120

長男夫婦に入浴介助の方法を指導する際の留意点に関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。

1.時間をかけてゆっくり入浴する。
2.口唇が紫色の場合は入浴しない。
3.身体を洗うときは、全介助で行う。
4.首まで湯につかる。
5.入浴後は冷房のきいた部屋で休む。

答え:正解 2

1.× 慢性閉塞性肺疾患では、入浴は着替えも含めて、大きな負担となることに留意して、Kさんの様子を確認しながらゆっくり入浴することが重要といえます。
2.○ 血液中の酸素濃度が低下した場合には、唇などの皮膚や粘膜が青紫色になることから、入浴は控えなければなりません。
3.× 身体を洗うときにも、全介助で行うのではなく、Kさんが自分でできることは自分でしてもらうようにすることが適切です。
4.× 慢性閉塞性肺疾患のKさんが、浴槽に首までつかることは、負担が大きく適切ではありません。
5.× 入浴直後、冷房のきいた部屋に入ることは体への負担が大きく、適切とはいえません。

 

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